丸い物体。それも相当な、でかさ。
「ぶふーっ!!」
バレスが吹き出した。どうやら今まで堪えていたようだが、我慢できなくなったらしい。
「あれは…王様?」
ルカは物体の着ているものに見覚えがあった。王様の赤いガウンだ。
「…は…早く…くくっ…どうにか…ぶふぉっ…してくれっ。ぶはっ。」
バレスは笑いを堪えきれない。その笑い声に気付いたロザリアと王宮の使用人達が遠くからバレスを睨み付けている。
(やばい!このままじゃ私もバレスと同類と見なされて責められる…!?)と険悪な雰囲気を察知したルカは、直ぐ様立ち上がると
「私が元に戻しましょう」
と宣言した。

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