Chapter.2 予知

ルカは人間界にやってきた。
「まずはお金が必要か…。魔法でお金とか食べるものが出せないのは不便ね…。とりあえずどこかの王宮に行こう。王宮なら魔法使いを雇ってくれるはずだから。」
ルカは目を閉じて移動の魔法をかけた。
(魔法使いを必要としている王宮へ…!)

目を開けるとルカはとてつもなく大きなベッドの上にいた。
(おかしいなぁ。移動の魔法は普通入り口の前に移されるはずなんだけど…不法侵入になるから。)
ルカは周りを見回した。置いてある家具とかの様子からして王宮には間違いないらしい。
(ここはどこだろう。王様に会わなければ…。)などと考えていると話し声と共にドアが開いた。
ドアの向うには若い女性とそれより少し年上な感じの男。腰に剣をさしている。
「…誰だっ!姫様の部屋に無断で入るとはっ」
男はそう言うと剣を引き抜きルカに斬り付けようとした。
(どうやらこれがスエラ先生が言っていたトラブルのようね…!こうこなくっちゃ!)ルカはそんな事を考えながら防御の魔法を準備した。

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