だけど。
私は決して負け犬なんかじゃない。ってゆーか絶対そんなもんにはなるもんか。
なんとなく眠れないから立ち上がりパソコンを開きに行く。
するとガタンと鈍い音が響きわたった。
「…った。」
机に足が当たり棚から紙切れが降ってきた。
『美和子のプロフィール』
プロフィール帳の中の一枚だった。そういえば昔はやってたっけ。
「なんでこんなとこに…」
裏返すと私は目を見開いた。
『めっちゃ可愛くて優しい歌織!!大好きだよ☆』
最後の持ち主へのコメントに確かにそう書いてあった。
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