そこで、丁度、俺の男友達がはくような、青のジーンズの長ズボンを遥が履いていたため、もし、誰かに話かけられた時は、俺の男友達。と言うことにした。
しかし、問題は恵の方で、このままでは、顔で不審がられてしまうだろう。そこで、遥が持っていた化粧用具の中からアイラインを探し出し、それで眉を太くぬって、うつ向き加減で歩いて行くと言うことになった。
恵は、持っていた機械で、親に友達の家に泊まると伝え、出口の場所を知っている俺達について行った。幸い印を付けていたため難無く出口に到着した。

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