また、話は変わるが、遥達の話だと、今いる所より、ずっと奥に行った所に扉があり、遥達や、その扉より奥に住んでる人でなくては、扉が開く暗証番号を知らないため、絶対に開けられない。と言う事を香織は話してくれた。
が。次に遥が言った言葉に。香織は耳を疑い、反対したそうだ。

香織は、二人が、俺達にに付いて行き、俺達が住んでる所と、家を見に行きたい!
と言い出したと言うのだ。
香織としては、これ以上この二人と関わりたく無かったらしいので、反対し、俺に聞くと言って話し合いを一時中断したと言う。
しかし、それを聞いた俺は、香織の意見など全く無視し、俺も二人の住んでる所と、家を見に行きたくなっていたため、
遥達の住んでいる場所や、家に遊びに行くと言う条件付きでアッサリとOKしてしまったのである。
もちろん、それを聞いた二人は、凄く喜び、
遥に関しては、
「行こう!私は行くわ!大丈夫。母さん達にちゃんと連絡はするし、あなた達の家族にも疑われないように変装して、友達って事にすれば心配ないわ。」
とか言う始末だ。
そんな訳で、とうとう三人で、香織をうまく丸め込んだのだった。

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