この町で一番エイルと仲のいい子達だ。光りの使い手のレイア、炎の使い手のカジト、風の使い手のウィン、水の使い手のカシス、獣の使い手のオリアス、暗黒の使い手のアビス。いろいろと話をしているうちにエイルはさっき村長がくれた小さくきらきら光る石を仲間に見せた。
「それを村長はエイルにくれたと言うわけか?」
エイルはカジトにむかってうなずいた。そうするとアビスとあいづちうった。するとオリアスが、
「それは運命の石よ。何でもファイファー様が自分の涙で作り上げた七色の石だとか」
そういってオリアスが石を月にかざした。

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