そういうと村長は細く、でもあったかい手でエイルの頭をなでた。
「これからもつらいことがあって誰も信じたくなくなったとしてもせめて、お前の近くにいる仲間で気は信じなくてはならないよ?いいね?」
そういうと村長はあるきだす。
「さすがに夜風は老いぼれの体に響く。もうかえるよ。お前も遅くなる前に帰るんじゃぞ」
そういうと村長はエイルにきれいな石を渡した。
「きれいじゃろ?お前にやる。じゃあおやすみ」
「はい。おやすみなさい」そういうと村長はほっほっほと笑いながら村に帰って行った。エイルは村長からもらった石を見た。七色に輝いている。とても美しい。エイルは仲間にむしょうに会いたくなり呼ぶことにした。
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