「だね…!あたしも一緒」と笑って言った。同時に祐も笑った。その二人をみて優太は悲しくなった。苦笑いを浮かべて、「俺注文してくるよ♪」言って二人を二人きりにした。楓と祐は男女のムードメーカーだ。だからそれなりに話が弾んだ。そこに優太が食べ物をもってきた。三人で話していると、だんだん楓と祐で話すようになっていた。優太は話を時々きいていた。雨がやんで、帰ることにした三人。歩いてる時も優太は1人。辛くなり我慢できなくなり、「俺これからバイトだから!バイバイ」と言って走っていった。『アイツ今日はバイトないハズなのに』と祐は呟いた。その言葉に「あたし優太クンのところ行ってくる!」と言って走り出した。祐は『俺も行く!』と言ったが「ごめん、あたし1人で行きたいの。」と説得された。優太を追いかけて、やっと追いつき「優太クン!」と呼び止めるとびっくりした顔をした。「ごめんね。本当に辛かったよね?自己中だった、ごめん!バイバイ」と頭を下げると笑顔で「平気A!気にしないで!慣れてるから!俺」と言った。優しい笑顔の中に寂しさも感じた。「てか、戻りな!ひろが待ってるよ」と苦笑いを浮かべて言った。
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