『手紙』
僕はフラれた。信じられない。なぜ由美子があんな取り柄のない男を選んだのか僕にはさっぱり分からなかった。偏差値も身長も人気もかっこよさもすべてにおいて客観的にみても僕が劣っているとは思えなかった。
そして僕は由美子が好きで由美子も僕が好きだった。少なくとも二週間前までは…
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