「お兄ちゃん!」
私は叱咤するように睨みつけた。
「もしや何か怪しい単語でも…。。ってなんで、Fairyの『妖精』で赤くなってんだよ」

お兄ちゃんは意味が分からないとでも言いたげに肩を上げる。
そんな兄を余所に私はバタンと電子辞書を閉じる。

あの…嫌味な木崎がなんで私なんかっ。

自意識過剰でなければ(ってゆーかほぼ絶対だけど)あの曲は私を意味していた。


『真っ白な 小さな 妖精』

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