サザザー。。
静かな風が周りにまとう。
「スタート♪」まゆのゴングで蝋燭に花火をやる。
…。
…。。
(絶対絶対負けたくないっ!)
…ボタッ
「ぎゃ!」
「早っ」
私はお腹を抱えて木崎を笑った。いくらなんでも早過ぎだ。すると、
ボタッ。
…私も落ちるんかい。
まゆも木村君も大爆笑だ。
みんな…笑いすぎ。
「とにかく木崎の負けだね」木村君が微笑んだ。
「おまえこんな時まで笑ってんじゃねぇよ。はー…俺なんか飲み物買ってくるわ」
木崎がとぼとぼ歩き出すと
「私も行くっ」
とまゆがついていった。
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