ゆっくりと扉を開きベル音が響く。
「いらっしゃい。また来てくれたのね」店長が微笑んだ。
「うっわー!ここ超可愛ぃっっ!!てかこんな可愛ぃお店で働いてる男子高生ってのも可愛ぃんだけど〜♪」
まゆは辺りを見渡してかなりの上機嫌だ。おばさま店長もその言葉に機嫌をよくしたようだ。
「でしょ?!あたしさーずっとこんなカフェ開きたかったんだよ!あんたいぃわ!センスあるわねー♪」
どうやら二人は別世界へ向かったようだ。なんだか隣でかなり盛り上がってる。
「おまえさー、男子高生に向かって『可愛い』は禁句だぜ?」
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