「白状しちゃいなょ?親友でしょ♪」

私は黙り込んだ。まゆにどう説明したらいいのか分からない。
「…自分でもまだ木崎への気持ち、よく分かんないよ。でもこうやって長いこと木崎に会わないと少しだけ前みたいに話したいな、とは思うけど…」
「でも私から見たさくらは木崎君の事、気に入ってるように見えるよ?」



宿題を片付けていると着信音が鳴った

[木村洋平]
…長い間メールは続けていたけど電話がかかったのは初めてだ

ピッ
「もしもし…」

「あ。さくらちゃん。久しぶりー。突然だけど春休み中に1回会えないかな?」

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