舞台上では、劇よりもミュージカルとかショーに近いものが展開されていく…。

『これ以上おまえ達の好きにはさせないぞ!』

『誰だっ!』

『学園の平和を守るため、秩序を乱す悪と戦う…我らっ!学園戦隊☆すくぅるレンジャー!!』

ばーんっっ!
5人でポーズを決めながら、レンジャーの紅一点、"水上ミーナ"を演じる悠紀は思っていた…。

(は…恥ずかしい…っ)

悠紀はシャツにピンクのチェックのネクタイ、それと揃いのミニスカート、黒のハイソにローファーで、髪を桃色リボンで結上げるという、普段とはかけ離れた格好をしていた。
そんな姿に客席からはおぉ!と言う男どもの歓声が響く。
その声に、敵の不良集団のボス役の高瀬が一睨み。男子達の声は消え去った…。

『行くぞっ!』
レンジャーのリーダー役を務める葵がノリノリで言う。

こうして、すくぅるレンジャーVS不良軍団の戦いが始まった…。


「うふふ!デパートの屋上とかでやってるヒーローショーみたぁい!」
羽衣は楽しそうに呟いた。

< 57 >

[1]次へ
[2]戻る

[0]目次

Tag!小説


トホーム