私はどこか人目につかない所に行こぅとした。だけど、目の前にはただ廊下が長く続いてるだけだった。
私は唇を噛んだ。
涙が溢れ出さないよぅに、ギュッと。
しっかりと前を向き、堂々と教室に入る。席が一番前でよかった。もし、一希や雪奈ちゃんの近くだったら、我慢できなくて泣いてしまったかもしれない。そぅしたら、一希はどぅか知らないけど…。雪奈ちゃんは確実に心配する。そぅされるのは嫌だった。心配してくれる、その優しさが辛くなる。…そして、涙が止まらなくなるだろぅ。
< 85 >
[1]次へ
[2]戻る
[0]目次
Tag!小説
トホーム