だけど…。
…なんなんだろぅ。
心の中に住み着いてるらしい。
アイツが頭から離れないのだ。

気になる。
なんで避けるのか。
なんで目を合わさないのか。

あんまり気になるので、とぅとぅ話しかけることにした。

「西村さん!」
アイツは驚いたよぅに振り返った。
「あっ…西崎くん!どぅしたの?」
…なんでなのか。
喋り方が妙によそよそしい上に、二、三歩後ろに下がるのは。
…好きだからなのか?
いやいや、違う!絶対に!
どっちかっていぅと、嫌われてるよぅな反応じゃないか。
…てか、何話せばいいんだっけ?
何故か頭がパニック状態だ。もしかしたら、春華と初めて話した時よりヤバイかもしれない。


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