恐る恐るメールを開く。


『久しぶりです(・∪・)元気ですか?前のメンバーで集まりがあるんやけど、どぉですか?みんな来てほしいって言ってるんでまた連絡ください!』


私の不安などとはかけ離れた内容に、思わず肩を撫で下ろした。

そしてすぐに私は自分が恥ずかしくなった。

そうだ、真はこういう子だ。
悪口には無縁で、人を責めるようなことはしなくて、誰からも好かれる太陽みたいな子。

< 92 >

[1]次へ
[2]戻る

[0]目次

Tag!小説


トホーム