「いや〜まさか利砂子がうちの会社に来てくれるとは思わなかったよ」

「先輩の誘いを断るわけないですよ。むしろ誘っていただいて感謝してます」


私は知り合いの会社に勤務することになった。
誘ってくれたのは高校時代の先輩。

青木先輩は高校のとき付き合ってた彼氏の友達で、よく相談など親身にのってくれた兄貴分な人だ。


「前の会社で秘書やってたんだろ?何でやめたんだ?」

「……ちょっとヘマ打っちゃって」

「ふーん…詮索するなってことか」


ははっと笑って青木先輩は一歩前を歩いた。



あの人と同じ…。



年上の男は一歩前を歩く。

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