父「…海夢か」

初孫との対面が
こんな形なんてね

理「お兄ちゃん,男の子生まれたんだ」

海夢「きゃーいっ!」
海夢君の笑い声が病室に響く―…

自然とみんなが笑みになる

お兄ちゃんゎ振り向いて「すいません」
と頭を下げた

兄「俺ら家族が騒がしくして…すいませんでした」

患者さん達ゎにこにこしながら
「いいですよ」
って言ってくださった

良かったね
お父さん

父「みんな…ごめんな
心配かけて
理沙,お前を独りにして逃げようとした俺を…許してくれとゎ言わないが,見捨てないで欲しい
必要な家族なんだ
祐二,お前が怒るのも分かる
いつも祐二にゎ我慢をさせていたな
でもこれからゎ一人前の大人として
海夢君と楓さんを幸せにしてやってくれ
あと…白山君
いつもありがとう
理沙をこれからもよろしく」

理「…お父さん」


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