ひと通り回ると
「クレープ食べたいっ」ってまゆに言われてクレープ屋に入った。
「2年10組クレープ屋でーす♪ありがとねー」
渡されて席に着くと、部屋を歩き回ってるだけの男の子に気づいた。
あ…。あいつだ。
なっちゃんだ。

まゆに「ちょっと待って」と言って、あいつの元に行った。

「久しぶりっ。なっちゃん」私は笑いながらそう言った。
あからさまに驚いた顔をした。
「は?!何言ってんだよっ。てか何でおまえいんだよ?」
私は事情を説明した。「それと…木崎ってイメージないもん。」

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