「で…では!明日からの授業がんばりましょう!」
悠紀は話題を変えた。
「そぅなのよ!まずはA組復帰しなきゃ!ママに叱られるぅー」
うー…と羽衣はうなった。

「…僕はこのままでいいかな…葵と同じクラスになりたくない…」
秋彦がたそがれて言った。

「わっかんないよぉ?葵がA組落ちするかもぉ」
にひひとからかって笑う羽衣。

「あほか!オレ期末6位よ!?お前みたいなAB行ったり来たりしてるヤツとは格が違うんだよっ」
そう言って葵は羽衣をどついた。

「…6位でもB組でも上から見たら同じだ。」
と、万年トップの高瀬。

「うわっ!嫌なヤツっ」
葵が叫んだ。



一ノ瀬学園高等部生徒会。彼らの騒がしい学園生活はこれからも続いていくだろう。


   ―おわり―

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