〜kazuki〜
あぁ…情けない。
本当に情けない。
何で言えないんだろぅ…?
今日こそ言うって決めてたのに。
アイツの顔を見た途端、緊張してしまぅ。
その結果、放課後、一緒に帰る約束すらできなかったのだ。

あぁ…
このままじゃ、アイツは夏川のものに…
…考えたくない。

だけど、この頃アイツは夏川と妙に仲がいい。アイツは友達だと言っているが、本当にそぅなのか?なんとなく、もしかしたら…の妄想が浮かんでしまぅのは俺だけなのか…?

心配しすぎなのかもしれないが、アイツが心変わりしたのではないかと思ってしまぅのだ。気持ちが変わる前に、言っとかないと…。

そぅ考えてたらメールが来た。
…アイツからだ。

< 78 >

[1]次へ
[2]戻る

[0]目次

Tag!小説


トホーム