_その時だ。
『ピーンポーン♪ピーンポーン♪』
玄関のチャイムが鳴った。
チャイム二回連続…。
…一希?
『ガチャ』
「すみませ〜ん…誰かいませんか?」
あれ…?
「ゆ…雪奈ちゃん?!」
「春華ちゃん!」
そこには雪奈ちゃんがいた。
よかった…一希じゃなくて。
「どぅしたの?」
何故かジッと私の顔を見つめてるので、そぅ聞いた。
「あっ…一週間も休んでるからどぅしたのかって思って。体調悪いの?大丈夫?」
雪奈ちゃんは何か気になったみたいだったけど、何も言わなかった。
「うん…ちょっとね。風邪ひいちゃったみたい」
私は嘘をついた。
「そぅ…そっかぁ…。ってかそんな格好だったら余計に風邪ひくょ!」
私の服装がかなり薄着だったので、雪奈ちゃんが心配そぅに言った。

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