-由羽視点-
その日、私は部活で遅くなってちょうど帰ろぅとした所だった。
奈緒…?
奈緒が座り込んでいる。
なにがあったんだろぅ?
私は傍に行った。
…泣いてる?
一体なにが起こったんだろぅ…?
「奈緒…」
私が話しかけると奈緒はビクッとしたよぅに顔をあげた。
「…由羽…」
奈緒は涙を手で拭おぅとしていたが、涙は止まっていなかった。
「どぅしたの?」
「……フラれた」
「え?」
「翔クンに…フラれた…」
翔クン…って…
松島君のことだょね?!
何で…?
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