「春樹？」
今度は結香に名前を呼ばれる。
「ん？」
「ほんとに後悔してない？あたしとつきあったこと」
「…するわけないじゃん」
「ならいいけど。」
結香はそぅ言うと、また別の話しをはじめた。

…居場所が見つかった…か。
そぅかもな。
ここには、自分を必要としてる人がいる。
存在する意味がある。
この場所で生きる意味がある。
それを教えてくれた、二人のユカに伝えたい。

『ありがとぅ』

―完―


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