―由加視点―
__死のう。
もぅ迷いはない。
私の…『由加』の存在を消すんだ。
皆の望み通りに…。

再度、落ちる寸前の場所に立つ。
飛び下りよぅとしたら、誰かに腕を捕まれた。

『__由加!ダメだ!』

誰…?
離して!

「は…離して!」

強い力…。
振り払えない!

この人もしかして止めようとしてるの?
何で?
私はいないほぅがいい存在なのに…。


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