そこには、明らかに告白と思われる文章が書かれていた。春華ちゃんが顔を赤らめる。

…そして、また西崎くんのほぅを見つめ、かすかに頷いた。

…どぅいぅこと?
今…何が起こったの?

私は状況が読み込めず、呆然とした。

西崎くんが春華ちゃんに告白し、春華ちゃんが頷いた…。

…ってことは…
二人は付き合った…ってことだ。

嘘だ…

…信じたくない。

そのまま顔をあげられなかった。

涙が止まらないからだ。

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