「森下さん!」
俺はアイツに話しかけた。
アイツはビクッとしたよぅに振り返って言った。
「…何?」
何って…何だっけ??
何話せばいいんだろう…?
話しかける前に、内容を決めとくんだった。
「次の授業何だっけ?」
パッと思いついたことを言った。
「ん…?えっと…数学!」
アイツはぎこちなく笑いながらそぅ答えた。
緊張しているのだろうか?
なんかカワイイかも…。
変だ。
奈緒以外の女をカワイイと思うなんて。
少し話すだけで、ドキドキするなんて。
…変だ。
< 6 >
[1]次へ
[2]戻る
[0]目次
Tag!小説
トホーム