その瞬間__
皆の視線がいっせいに私にむけられた。
冷たい…。
『何でアイツが来てるの?』
皆の目がそぅ言っていた。
怖い…。

私はその場で固まったまま動けなかった。
怖くて足が動かない。
イヤだ…。
もぅ逃げたい…。

ダメだ。
負けたら終わりだ。
アイツらを見返すんでしょう?

私は自分に言い聞かせながら、私の机のあった場所まで行った。
でもそこにはもぅ、私の机はなかった。


< 41 >

[1]次へ
[2]戻る

[0]目次

Tag!小説


トホーム