その時……。
人が来る気配がした。
誰だろぅ?
親ではなさそぅだ。
足音が私の部屋に近づいてくる。
まさか……。
「出てけ!!」
私は部屋のドアを開けた人物に向かって、思いっきり本と枕を投げつけた。
「……っ…!」
怯んだ!
私は今のうちに逃げようと窓に手をかけた。
…すると。
「待て!早まるな!これからの人生を大切にしろ!」
そぅ言ってその不審な男は飛び降りようとする私を引き止めた。
は…?
何かコイツ…
変な勘違いしてる??
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